マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ

新刊でてたので読んでみる。
（以下、ネタばれ多少あります）

今回は、２年生薔薇組それぞれの三篇からなる短編集。

黄薔薇(「黄薔薇パニック」)は「お見合い」と「妹問題」、
白薔薇(「白薔薇の物思い」)は「白い割烹着とサングラス」、
紅薔薇(「紅薔薇のため息」)は「遊園地」と「付き合いの長さと相手に対する気持ちの比率」がキーワード？

志摩子ちゃんのは、ある意味妹問題落ち着いちゃったからかもだけど、あっさり。

由乃ちゃんのお話は菜々ちゃんも気になるけど、令ちゃんのお見合い！も気になるという、
よくも悪くも、「あぁ、由乃ちゃんだなぁｗ」と思わせられる一連の行動。
無事姉妹になったら、由乃ちゃん(姉)の暴走を食い止める菜々ちゃん(妹)になるんだろうなとｗ

祐巳ちゃんの話では、柏木さんの真意もちょっと見えて、ちょっとほっ。
（ただのバイセクだったら、少女小説には・・・と思ってたしねぇｗ　一応コバルトだし）
キザな台詞が似合う、男・柏木。
祥子さまと祐巳ちゃんの手を握らせて「落とさないようにしっかりにぎってて」　うわぁｗ

やはり加南子ちゃんは紅薔薇妹問題脱落ですねぇ。全然出もしなかったし(^_^;)
といって、現時点最有力候補の瞳子ちゃんも柏木さんの話題としてしか出なかったし・・・うーん。
由乃と違って祐巳の妹話はなしで進展しなかったが、やはり紅薔薇組が気になる今日この頃。