最後のニュース

TBS・筑紫哲也氏追悼番組 ガンとの闘い500日…筑紫さんが遺したもの

筑紫哲也さん追悼～ガンとの闘い500日…筑紫さんが遺したもの
▽今夜初めて明かす…“必ず帰ってくるよ”闘病の日々…筑紫さんが最後まで願ったこと
▽青春の秘蔵映像からつづる素顔の筑紫物語
▽生涯最後の多事争論全編初公開
▽井上陽水ライブ…涙の別れ


今、見終わりました。

涙がでました。

肺がんに対しても"関心・興味"でまるで取材者のようだったという。
地位や権力に迎合せずに、最後までジャーナリストであった人でした。
「権力の監視の役目」「少数派でないことを恐れない事」
最後まで貫き通したと思います。

NEW23で15年半続いた有名なコーナー「多事争論」。
"多事争論"＝"なんでもあり"
その名の通り、いろんなジャンル、いろんな方面からみたコラムですが、
アンテナが広い彼だからこそできた事でもあります。
ちなみにこちらでも、いろいろ多事争論してました。【 WEB多事争論 】
15年半の"多事争論"をまとめた本、出るならぜひ見たいです。
「論」を愉しむ。これができるのは自由だからですよね。
相手の「論」を受け、自分の「論」を出し、また相手が「論」を出す。
こうしてブラッシュアップされていく過程を愉しむ。
人間関係を作るための必要条件ですね。

そして、ただでさえあまり生放送のTVに出ない井上陽水が
NEWS23の初代エンディングに使われた「最後のニュース」を歌いましたが、
生前の親交の深さがうかがえました。
陽水も涙で声が詰まってましたね･･･。
『今 あなたにGood-Night ただ あなたにGood-Bye』

筑紫さんの著書もいろいろありますが、
特に「多事争論・メディアと権力」「この「くに」のゆくえ」の２冊は
部屋でいつでも手元に取れる場所にあります。

「あきらめないことが、いちばん。」

ガンの闘病中に書き綴ったノート"残日録"に綴っていた言葉です。
私もこんな大人になりたいです。
本当に残念なジャーナリストを亡くしました。
多事争論、それ以外でも、まだまだいろいろ聞きたかったです。

それでは、今日はこんなところです。

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