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しおんの王 8 [息抜き]


しおんの王 8 (8) (アフタヌーンKC)

しおんの王 8 (8) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 安藤 慈朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: コミック



「将棋サスペンス」モノ。
最初にアニメ版の方で犯人バレしたので原作も急いで終わらせた(笑)説もあった「しおんの王」。
(アニメは2007年10月~2008年3月まで)
アフタヌーン誌2008年6月号まで連載されていたこの作品もとうとう単行本でも完結を迎えました。
表紙はやはり主人公!4回目登場の紫音ちゃん。(1・2・6・8巻)
8冊通して笑顔の人ってこの巻しかないんですよね。よく見ると。

(終わったんだからネタバレもないと思いますが、一応。)

現在トーナメント戦・名人との一局。
その決勝戦の1局中に紫音の親を殺した犯人と動機がわかるわけですが、
今自分が向かってるその人=羽仁名人かいっ!
動機が・・・わかりたくもないですねぇ、一般人から見ると。
天才少女に将棋をさせるために反対している親を殺したなんて。
(棋士は孤独でいいというのにも丁度いい理由もあるし)
悟さんの「納得できる殺人の理由なんてあるんですか?」のセリフが浮かぶわけですが。
羽仁名人はこの1局中に紫音に教えたかったのでしょうね。"棋士"として。

横山刑事&羽仁悟のおかげで無事犯人も特定され、それでも心の揺さぶりは大きく、
紫音は女流棋士から棋士(4段)になるも約1年将棋を休場することになりますが、
最後は主要人物それぞれの道を示して、大団円の完結といえるでしょうね。
個人的には神園9段と安岡8段が味があって好きでした(笑)
歩くんの師匠はやはりあくまで神園先生ですね(笑)
(健康のために飲んでいた"男牛乳"に(笑))
将棋界一の親バカ・安岡パパも紫音への愛情で娘の変化を見抜いたわけで。

よく見ると、紫音の服装って中学の制服が多いせいか気づきませんでしたが、
ドーナツ屋さんの時、歩くんタイプの服装になってますよね(笑)
現在安岡8段の弟子扱いなので一緒にいることが多いはずですが、やはり服装も似るんでしょうか。
兄弟子・久谷4段の私服も結構ラフ系なので、最初はここから?(笑)

ずっと楽しみに読んでいたので終わっちゃうのは悲しいですが、次の作品を楽しみにしてます。
ラストに向かって、3人娘の最後の一人・二階堂お嬢様の影が消えかかってたのが気になります(;´Д`)
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