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しおんの王 3 [息抜き]

しおんの王 3

しおんの王 3

  • 作者: 安藤 慈朗, かとり まさる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01/23
  • メディア: コミック

本日発売。「将棋サスペンス」モノ。
http://blog.so-net.ne.jp/aquacity/2005-05-23 から7ヶ月ですか。
相変わらずひっぱりがうまいです。この漫画。

(以下、アフタヌーン本誌読んでない人にとってはネタバレあります。)

女流将棋を題材に、中学生・女流棋士の2足のわらじを履く主人公・安岡紫音を取り巻くサスペンスモノですが、紫音ちゃんが小さい頃の事件のショックで口が聞けない設定なので、表情が重要なだけに絵が下手だとつらいですが、人物の書き分けがうまい。
紫音ちゃんだけでも人物像きちんとかかれてるのに、他のライバル・性別を偽り母の入院費をかせぐ斉藤歩・(↑の表紙の”彼”です)、お嬢様で兄弟子・羽仁名人至上主義な二階堂沙織・女流初段や養父であり師匠の安岡信二など、周りの人物にもしっかりスポットが当たってるんですよね。

3巻では、男も女も関係ない・プロアマ混合トーナメント戦が始まった所までですが、現実にやったら面白いと思うのは私だけでしょうか(笑) 参加料は10万円ですが(笑)

アフタヌーン本誌では、兄弟子の携帯が盗まれ(?)、その携帯を通じて犯人がとうとう紫音本人に接触してきたりしてるわけですが、果たして既に登場してる人物達に犯人がいるのか気になりますねぇ。
(最初、「歩くんの親だ!」と思ってたのは内緒で(考えたら動機ないじゃん)(;´Д`))
刑事さんの定年、そして紫音の実親殺害時効まであと2年。
犯人が近くにいるのか、新聞などを読んだ結果のただの揺さぶりなのか。気になりますー。

あと、サブタイトルにある「Flowers of Hard Blood」って、これから何かのキーになるのでしょうか。

昔の「ヒカルの碁」(少年ジャンプに連載されてた囲碁の漫画)のように、もし少年誌だったら、棋士を目指して奨励会に入会する小学生とかが増えたりしただろうなー、と思ったり。(アフタヌーン誌はどうしても読者層が社会人中心だろうしねぇ)

あと、女流プロがいないのは女流棋士人数自体が少なくて切磋琢磨できる環境が整ってないのでしょうね。この漫画じゃないけど、今回の形式で実際にプロ・アマ混合戦やってみると面白いかもしれませんね。


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